Delft tiles

幾何学柄のタイルと、羊飼いの女性が描かれたタイルの2種です。

Delft tile “Geometric pattern”
デルフトタイル “幾何学柄” / オランダ 18-19世紀

斜め半分を青一色で塗り潰した幾何学柄が描かれています。元々4枚で一組として使用されていたものだったと思います。
シンプルな柄ですが、時代に左右されないモダンな柄でプレーン(白)や市松模様がお好きな方にも愉しんでいただけるかと思います。
時代は18-19世紀頃のものでしょうか。全体的に綺麗な状態を保っていまが角に欠けがあります。
欠けは美観を損なうほどではありませんので飾ってお愉しみいただくのはもちろん、敷板・板皿としてお使いいただいても良さそうです。

Delft tile “Shepherdess”
デルフトタイル 羊飼いの女性 / オランダ 17-18世紀

もう一点、羊飼いの女性が描かれたタイル。こちらのタイルは18世紀頃のもので、フレームは後年に作成されたものだと思います。
額装は十字型に止めた針金でフレームの裏側からタイルを支えてあるだけです。タイルがカタカタと動き完璧な額装ではありませんが、絵柄を含めその稚拙な佇まいと波を打った珍しい造形のフレームに惹かれ手に取りました。
フレームに壁掛け用の金具も付いていますので是非飾ってお愉しみいただきたい一枚です。